競馬はお金を賭けて勝つ馬を予想し、予想が的中したらリターンを得られます。
予想する際、さまざまなデータを駆使して上位に来る馬を予想しますが、競馬ならではの予想ファクターに【血統】という要素があります。
競馬の主役であるサラブレッドは両親の特徴を継ぎやすいです。その特徴を活かして予想を行うことを【血統予想】といいます。
競輪や競艇にはない競馬ならではの要素を活かして馬券予想に取り組みませんか?
この記事は、血統予想に取り組む際に、押さえておきたい情報を紹介します。
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第一戦で活躍している種牡馬
競馬は毎週開催されますが、出馬表を見ると、父親が同じ馬が同時にレースを繰り広げることが多々あります。
父馬のことを種牡馬といいます。レースに勝てるだけの産駒を何頭も輩出している種牡馬は優秀な種牡馬です。
ここ数年で、強い馬をたくさん輩出している種牡馬はどの馬でしょうか。
英雄ディープインパクト産駒の特徴
【Rest in peace……】
近代日本競馬の結晶よ、永遠にーー。#ディープインパクト【1】世代の頂点となった日本ダービー
【2】無敗の3冠を達成した菊花賞
【3】有終の美を飾った有馬記念
【4】引退式 新たなる旅立ちhttps://t.co/YjlEoC9Ep5 pic.twitter.com/a7wu7s5nPd— netkeiba (@netkeiba) July 30, 2019
競馬にくわしくない人でも名前は聞いたことがあるでしょう。
ディープインパクトは、クラシック三冠を成し遂げただけではなく、天皇賞(春)や有馬記念などのビッグタイトルも制して種牡馬入りしました。
種牡馬としても優秀で、数多くのG1ホースをターフに送っています。
では、ディープインパクトの仔も父と同じく、強い馬なのでしょうか。
数多く存在するディープインパクト産駒のデータを調べ上げ、産駒の特徴と傾向をまとめました。
ディープインパクト産駒の最高傑作は?
ディープインパクト産駒は頭数が多いだけではありません。
国内外のG1レースを次々に勝ち、数多くのタイトルをつかんでいます。
そのなかでも最も強いディープインパクト産駒はどの馬でしょうか。
一時は年間200頭もの牝馬と交配したディープインパクト産駒の中でもっとも優れた馬を紹介しましょう。
>>ディープインパクト産駒の最高傑作はだれ?部門別に最強馬を紹介!
暴れん坊三冠馬、オルフェーヴル産駒の特徴!
5/14はオルフェーヴルの誕生日
仏語で金細工師という意味だが、ついた異名は”金色の暴君”
体が小さくいじめられっ子だったが、レース場に入ると暴れん坊に。
史上3頭目の三冠+3歳で有馬記念制覇を成し遂げ、凱旋門賞を2度の2着。
彼の走りは我々に夢と伝説を見せてくれた。#オルフェーヴル生誕祭2021 pic.twitter.com/cyXxwqD61E— 湯田一凪 (@ichinagi_yuda) May 13, 2021
ディープインパクトがクラシック三冠を手にした6年後の2011年。競馬史上もっとも気性の荒い三冠馬、オルフェーヴルが競馬界をにぎわせました。
小柄な馬体からは想像もできない走りは震災のために元気をなくしていた多くの国民を元気づけました。
現在は種牡馬として活躍しているオルフェーヴル産駒の特徴を紹介します。
台頭する新種牡馬!わずかなデータから特徴を分析!
競走馬は年間7000頭近くもの産駒がデビューしますが、その反面、さまざまな理由で引退する競走馬もいます。
現役時代に活躍した牡馬は引退後、種牡馬として迎え入れられることが多いです。デビューする馬がいる背景で、種牡馬入りする馬も毎年います。
近年種牡馬入りを果たして、なおかつ有名な産駒を輩出している種牡馬を紹介しましょう。
芦毛の怪物ゴールドシップ産駒の特徴!
#ゴールドシップ
ターフを去って6年が経ってのネット流行語上位ランクイン、おめでとうございます。
撮影:下野雄規ユーザーの皆様からは種牡馬入り後のお写真も沢山投稿頂いておりますので、宜しければぜひ。(いつも有難うございます)https://t.co/SgQuNLpThl https://t.co/1WkNonkYyo pic.twitter.com/WHAx0NSErS
— netkeiba (@netkeiba) December 15, 2021
ゴールドシップはオルフェーヴルの翌年のクラシック二冠を達成した馬です。
芦毛のうつくしい馬体と、気性の荒さで数々の歴史を残したゴールドシップも現在は種牡馬入りしています。
G1タイトルを手にした産駒もいて、種牡馬として成功しつつあるゴールドシップ産駒の特徴を見てみませんか?
シンボリクリスエスの最高傑作、エピファネイア産駒の特徴
エピファネイア pic.twitter.com/ymDTg0hZzF
— doru@dobe (@berry29051387) December 7, 2021
エピファネイアは現役時代こそ手にしたG1タイトルは2つだけでしたが、父母ともにG1ホースの良血馬です。
また、サンデーサイレンスの血が薄い上、キングカメハメハの血ももたないことから、多くの優秀な牝馬と交配できるのも強みです。
新種牡馬のエピファネイア。代表産駒と、その特徴にせまります。
>>良血馬エピファネイアの産駒は走る?産駒の特徴を5つ紹介!
晩成型の名マイラー、モーリス産駒の特徴とは?
危ない瞬間が全くなかったモーリス。花道を香港カップで飾り、堂々引退。 #numberweb #競馬 #keiba #香港カップ #モーリス ⇒ https://t.co/u0zJ6Wxzxl pic.twitter.com/hzysEuQUcG
— Number編集部 (@numberweb) December 12, 2016
デビューしたてのモーリスは重賞で全く結果を残すことができず、クラシックにも出走していません。
しかし、古馬になっていきなり能力を開花させるとマイル重賞を中心に、次々と勝ち星を手にしました。
最終的にG1タイトルを6つ手にしたモーリスは、血統背景こそそこまで目だたないものの、種牡馬入りすることができました。
モーリスから、どのような産駒が生まれたのでしょう。産駒の特徴と代表的な産駒をまとめました。
怪我のために泣きをみた二冠馬ドゥラメンテ産駒の強み
(第90回中山記念)ドゥラメンテ勝った!!ダービー以来の復帰戦、アンビシャスの追撃をクビ差しのぎました。デムーロ騎手は重賞5連勝! #keiba #radiko #Jorf #競馬 #ドゥラメンテ #中山記念 pic.twitter.com/54cnQqWCrg
— ラジオ日本「土曜・日曜競馬実況中継」 (@keiba1422) February 28, 2016
現役時代のドゥラメンテはとにかく強すぎました。
同期のキタサンブラックやサトノクラウン、リアルスティールを赤子扱いする競馬であっさり二冠を手にし、とんでもない怪物がターフにやってきたと多くの人が思いました。
ところが、そのポテンシャルの高さに反して、怪我に脆く、二度の骨折のために4歳の春で引退することになりました。
引退後は数多くの産駒を輩出していましたが、産駒が活躍し始めた矢先、急性大腸炎のために亡くなってしまいました。
ドゥラメンテが残した数少ない産駒にはどのいった特徴があるのか、見てみませんか。
種牡馬を知れば、競馬がもっとたのしくなる
血統予想は種牡馬を知ることが第一です。
ある程度種牡馬の特徴を知ることができたら、得意な条件もしくは苦手とする条件も自ずと見えてくるのではないでしょうか。
適性のかみ合った産駒は、人気以上の活躍を見せることもありますし、その馬を的中できればこの上なく競馬が楽しくなるでしょう。
重馬場の得意な種牡馬はこちら!
競馬は屋外で開催される競技なので、天候に左右されます。
競走馬が走るターフも天気の影響を露骨に受け、雨で水分を含めば馬場も重たくなります。
馬場が重い状況で、どの馬が好走するのか、注目すべきはやはり血統でしょう。
>>重馬場が血統におよぼす影響とは?重馬場を走る産駒も紹介!
血統表から馬の特徴を見る
すべての競走馬は、両親のみならず祖父や祖母、さらにはそれ以前の先祖の情報が残ります。
一般的には5代血統と呼び、さかのぼれば数百年まえのご先祖の情報に至るまで知ることができます。
先祖から代々継がれた血統を知るのも血統予想の楽しみです。
血統表の見方
こちらは三冠馬オルフェーヴルの4代血統です。
オルフェーヴルの父はステイゴールドで母はオリエンタルアートですね。
そして、母方の先祖を見ると、天皇賞を制したメジロマックイーンやメジロティターン、さらにはメジロアサマまでさかのぼることができます。
代々継がれたステイヤーとしての才能が、オルフェーヴルに伝わっているのが分かりますね。
サラブレッドは両親の能力や特徴を引き継ぎやすい
サラブレッドは生き物なので、人間と同じように両親に似た子どもが生まれやすく、両親が現役時代に結果を残した舞台は、産駒も得意なケースが多いです。
例えば、ディープインパクトは日本ダービーを勝ちましたが、ディープインパクトの仔もダービーに強く、2021年時点ですでに7頭の産駒がダービーを制しています。
親がダートホースであればダート適性に期待できますし、スプリンターであれば短距離レースで好走する可能性が高いです。
ブルードメアサイヤーを知る
ブルードメアサイヤーとは母方の父のことをいいます。
競走馬は両親だけではなく、母の父の特徴も継ぎやすいといわれています。
生産者のあいだでも、母の父の特徴を考えながら、慎重に交配相手を選択しています。
両親と母の父の特徴をミックスして、長所をさらに伸ばしたり、両親の短所を母の父で補いながら、相手が選ばれます。
>>【血統】ブルードメアサイヤーとは?母の父が競走馬に与える影響
現在活躍している種牡馬の見方
第一線で活躍している産駒の父はランキング形式でまとめらています。
獲得した総賞金が多ければ多いほど、その種牡馬は結果が出ているんですね。
また、種牡馬の種付け料を通して需要のある種牡馬を調べることもできます。
まとめ
血統予想は掘り下げれば掘り下げるほど、奥が深いです。
毎週のようにデータは更新されますし、続々と産駒がデビューするので完全に把握するのは至難のわざです。
しかし、毎週新鮮な情報が入ってくるので、血統予想は飽きを感じさせない予想方法ともいえます。
競馬にしかない血統という予想方法を通して、競馬を大いに楽しんでください。
競馬の血統について、もっと詳しく知りたい人は以下のサイトではより深く詳しく説明されているので合わせてご覧ください!
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